「何で俺だけ悪いみたいなってんねん」―――この叫びが影響したのか。日本ハムのダルビッシュ有投手(24)と妻の紗栄子(23)さんの離婚騒動。当初は有投手の夜遊び等が原因としていた週刊誌報道が一転、今度は「原因は紗栄子」と報じるようになった。
プロ野球選手の妻といえば、主婦として夫の健康管理や家事、育児を優先するイメージがあるが、報道ではそのイメージと遠い姿が描かれている。一体真相はどこにあるのか。
有投手「健康管理のため」合宿所で寝泊まり
2人の離婚説が出るようになったのは2010年9月頃から。紗栄子さんは同月28日と29日に家庭の中で何かが起きていると思わせる内容のブログを書いた。29日のブログには
「まだ私は話すタイミングではないと思うから。それでも私は応援してくれる人に、愛してくれる人に、嘘をついたり騙したり、絶対にしない」
そして、「何らかのタイミングで、皆さんにお知らせすることになる」のだという。
夕刊紙や週刊誌は「2人の関係は、すでに修復不可能なところまでいっていて、離婚の準備を進めている」として、その原因を追及。初めは有投手が連日のようにススキノで遊び歩き家庭を顧みないことが原因などと報じていた。
そうした中、有投手は11月4日、ツイッターで
「何で俺だけ悪いみたいなってんねん。アホちゃう」と怒りのつぶやきを残した。ここから報道に変化が生まれる。
「離婚騒動の原因は紗栄子だ」という内容の記事を掲載したのが週刊誌の「週刊女性」と「女性自身」。いずれも2010年11月23日号。ともに紗栄子夫人の「悪妻」ぶりを報じている。週刊女性」によれば、有投手は紗栄子さんに対し生活・健康管理など野球選手の妻として行動して欲しいと頼み、紗栄子さんも承諾したはずが、フタを開けると新しく立ち上げた仕事に熱心で家を空けることも多いという。
このため、有投手は自分の健康管理のためにやむなく、
「栄養管理が行き届いた合宿所で食事、寝泊まりをするようになっていった」
のだそうだ。これが「別居」の原因であり、ススキノを飲み歩くのも女遊びではなく、合宿所の後輩の面倒を見るようになり、飲みに連れて行っただけとしている。