世界初逆走防止カーナビ 2日発売日産フーガHVに初搭載

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

初の本格HVで安全面の先進性をアピール

   西日本高速の03年から09年まで過去7年間のデータによると、西日本の高速道路では年間平均411件の逆走があるという。事故を起こすのは高齢者が多く、49.5%を65歳以上が占める。事故の発生場所としては、ICが57%、SA・PAが17%を占めており、今回のカーナビで約7割の事故が防げる計算になるという。

   日産がこの画期的なカーナビを「フーガ ハイブリッド」に搭載したのは、象徴的な意味がありそうだ。日産はかつて「ティーノ」のハイブリッドカーを限定発売したことはあるが、トヨタやホンダに対抗する本格的なハイブリッドカーは今回のフーガが初めて。日産はハイブリッドによる燃費改善の先進性だけでなく、逆走防止の世界初のカーナビ搭載で安全面でも先進性をアピールする狙いがある。フーガはかつてのセドリック、グロリアの後継とされる高級車で、ユーザーには中高齢者が多いことも、今回のカーナビ搭載1号車にはうってつけだったと思われる。

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