「食べるラー油」の大ヒットを受けて、「食べる醤油」「食べる七味唐辛子」「食べる蜂蜜」といった商品が続々と登場している。とりわけ「食べる醤油」は、即日で数百個が完売という状況で、「食べる系」商品は引き続き人気だ。
「食べるラー油」は従来のラー油に、フライドオニオンなどの具材を入れたもの。2009年に桃屋が発売し、全国で品切れが相次ぐほどの大ヒットとなった。
「食べる生七味唐がらし」は30万個のヒット
その後、「食べるラー油」に続けと、多彩な商品が登場している。善光寺の七味唐辛子が有名な長野県では2010年5月、「食べる生七味唐がらし」(125グラム、525円)が登場した。七味唐辛子の原料となる唐辛子や山椒などを生のままペースト状にしたもので、程よい辛さとマイルドな味わいが特徴。「食べるラー油」同様、ご飯にそのままかけて食べるほか、冷や奴や餃子、焼き肉など幅広い用途に使える。
製造元のまるたか(長野県)の担当者によると、高速道路のサービスエリアやホテル・旅館の売店などを中心に、一部は県外でも販売、これまでに約30万個が出荷された。
そして現在、「食べる醤油」として爆発的人気となっているのがハナブサ醤油(山形県庄内町)の「しょうゆの実」(120CC 、180円)だ。