三井住友FG、11月1日にNY上場

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   三井住友フィナンシャルグループ(FG)は2010年11月1日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場する。株式に代わるスポンサー付き米預託証券(ADR)を発行する方式。米証券取引委員会(SEC)に登録届出書を提出し認可を受け、NYSEの上場認可も取得した。

   NYSEの上場によって、三井住友FGは資金調達の多様化を図り、またグローバルプレーヤーとしてのビジネス展開を加速する体制を構築するとしている。なお、上場に際して新株の発行は行わない。

   米預託証券(ADR)は、米国外の企業が株式を上場する際に、株式(原株)を裏づけに預託銀行が米国市場での流通を目的として発行する証券をいう。三井住友FGのケースでは、シティバンク、エヌ・エイが預託銀行になっている。原株との交換比率は1ADR=原株0.2株。

   大手銀行のNYSEへの上場は、1989年に当時の三菱銀行(現・三菱UFJフィナンシャル・グループ)が上場。2006年にはみずほフィナンシャルグループが上場しており、3メガバンクが出そろった。

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