民主党は、自粛していた企業・団体献金の受け入れを一部再開する。2010年10月26日、党常任幹事会で再開方針が了承された。民主党は09年の衆院選マニフェストで、当面の措置として1件1億円以上の公共事業を受注する企業などからの献金を禁止する、としていた。10年に入ってからは、1億円未満の企業・団体についても受け取りを自粛していた。今回、1億円未満の企業・団体からの献金について受け入れを再開する。
受け入れ再開について、同党の前原誠司外相は10月27日、衆院外務委員会で「国民に違う方向を向いている、と取られても仕方ない」と批判した。