2010年10月24日午前5時半ごろ、兵庫県朝来市山口で川沿いの市道を散歩中だった58歳の男性がクマに襲われた。男性はクマともみ合いになり、5メートル下の河川敷に転落。自力で自宅に戻り病院に運ばれたが、頭部などを負傷しており重傷だという。クマは体長約1メートルのツキノワグマで、その後山に戻ったとみられている。
同日午前8時ごろにも、福井県勝山市の畑で農作業をしていた84歳の男性がクマに襲われる事件が発生。顔やひざを引っ掻かれるなどして重傷を負った。
2010年は餌となる木の実の出来が悪く、全国各地でクマが人里に降りてきて騒動となるケースが相次いでいる。