東京国際映画祭イベント 監督ら中国勢37人が「ドタキャン」

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   今年で23回目を迎える東京国際映画祭が2010年10月23日、東京・港区の六本木ヒルズなどで開幕した。映画祭では、9日間にわたって約200本の映画を上映。最高賞の「東京サクラグランプリ」を争う「コンペディション部門」では、76の国・地域の832本の中から選ばれた15本が上映される。

   開会イベントでは、上映作品の監督や出演者300人以上が、ペットボトル約2万3000本をリサイクルしてつくられた約200メートルの「グリーンカーペット」の上を約2時間にわたって歩いた。

情報が錯綜、説明も二転三転

パンツドレス姿で登場した藤原紀香さんには、ひときわ大きな歓声があがった
パンツドレス姿で登場した藤原紀香さんには、ひときわ大きな歓声があがった

   特別招待作品の米アニメ映画「シュレック フォーエバー」の吹き替えを行った藤原紀香さん(39)は、黒のパンツドレスに身をつつんでシュレックの着ぐるみとともに登場。沿道からは、とりわけ大きな歓声があがっていた。

   東京国際映画祭の提携イベント「2010東京・中国映画週間」からも、江平監督、陳徳森監督など中国勢37人が登場する予定だったが、急遽参加を取りやめた。

   グリーンカーペットでは、最後に登場するはずのオープニング作品「ソーシャル・ネットワーク」の出演者が通り過ぎた後も報道陣が待機していた。

   担当者が、

「中国映画週間が、こちらに向かっているようだ」
「連絡が取れていない」
「ホテルを、まだ出発していないようだ」
「(イベントに)出る、出ないでもめている」

などと説明を二転三転。最後は、「我々のコントロール外。報道陣をこれ以上待たせるのは申し訳ない」などとしてグリーンカーペットでのイベントを打ち切った。

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