ブログに擁護のコメント100件以上も
そして、三原じゅん子氏は、ブログの中で、「歪んだ考え方で他人を非難するしかないとは心底呆れ返るばかり」だとして、「がんを患った私達を愚弄した、その議員を私は決して許しません!」とまで非難した。
ブログのコメント欄にも、書き込みが相次いでおり、100件以上にも達している。コメント管理をしているアメブロではあるものの、そのほとんどが三原氏を擁護するものだ。
批判した民主党議員がだれなのかは、委員会内での発言でないこともあって、はっきりしていない。そこで、女性に関係する問題であることから、参院厚労委の女性委員2人に取材した。うち1人の事務所では、批判したことを秘書が否定したうえで、「三原議員にいろいろ考えがあって話されたと思いますので、発言は差し控えさせていただきます」と話した。また、もう1人の事務所では、議員からは意見を聞いておらず、外出中のため、コメントできないとした。
批判意見の扱いについて、民主・足立信也厚労委理事の事務所では、検討事項には挙がっているものの、野党理事に注意を求めるかは決めていないという。まだ意見が出ている段階で、その議員名も明らかにできないとする。三原発言を自らがどう考えるかは、「理事の立場では、申し上げられません。党内で検討して、しかるべき方法で意見をまとめたい」(秘書)としている。
三原氏の事務所では、秘書が「女性全般に対してではなく、実体験に基づいてお話しさせていただいただけです。発言の前後を聞いてみられれば分かるように、不適切だとは思っていません」と改めて説明した。事務所には、電話やメールなどの意見が数十件も寄せられているが、ほとんどが三原氏への激励だという。