「会場はビッチだらけ予定?」「超見たい!」
ただし、この「ビッチ」という言葉は、非常に軽蔑的なニュアンスを含む単語だとして知られる。例えば英英辞書の「コンサイス・オックスフォード・ディクショナリー」では、「不快感を与える俗語」として、「意地悪な女性」などと定義。日本語では「あばずれ」といった単語があてられることもある。なお、映画のタイトルに使われている「ビッチ・スラップ」という言葉には、「ビンタを食らわせる」という意味がある。
ツイッター上では、
「つまり会場はビッチだらけ予定?」
「超見たい!」
と、一部利用者の興味を引いている様子だが、
「ビッチの意味わかってんのか」
「てかビッチをポジティブに解釈しすぎなんじゃないの・・・」
と、批判的な向きもある。
キャンペーンを行うことになっている「シアターN渋谷」によると、この企画は、配給元などではなく、劇場側が独自に発案したといい、
「試写会で女性からの評判が良かったため、女性に興味を持ってもらうための割引キャンペーンを考えた」
などと説明。ウェブサイトで推奨されていた「ビッチな服装」については、
「分からないですねー、定義は難しいですよね…。ネタみたいなものです。ホームページに載ってる(出演者の)写真のような感じかも知れません」
と苦笑。「思いつき」で成り立っているキャンペーンだとも言えそうだが、
「そんなに話題になっていますか?」
と、予想外の反響に困惑気味だ。