声優の平野綾さん(23)に「友達が少ない」ことがネットで話題になっている。収録現場で一緒になった仕事仲間と食事をすることも余りなく、だいたい「一人ご飯」。本人は、「もともと一人が好き。でも友達がいないということではない」と説明している。
2010年10月18日、平野さんは、約5万人にフォローされているツイッターに収録現場での様子を投稿している。
「友達がいないんですね」「哀れだ」といった感想
平野さんは元々一人が好きなのだという。
ドラマCDの収録があったこの日のご飯はそうめん。平野さんのお気に入りの店に行ったのだという。その後、複数のフォロワーから「一人で食べてるんですか?」といった質問が寄せられた。
これに対して「そぉに決まってるじゃん!」と返答。収録現場からわざわざ離れて一人食事に出たといい、だから「誰も誘えねぇ」というのだ。
フォロワーたちからは「友達がいないんですね」「哀れだ」といった感想が寄せられたが、平野さんにとって、一人で食事を摂るとことは普通のこと。「仕事場の仲間は信頼も敬意もあるけど、気楽だと思ってそれを現場に持ち込むのが私は嫌」。「仲間」と食事をしないことが「友達」がいないということにはならない、という。
また、周囲に認めてもらうには仕事に取り組む姿勢が大事で、休憩時間でも手を抜きたくない。緊張感を保ったまま一人で台本を読んでいる方が自分には合っているのだとしている。
「プロ意識」「スイトックだ」と好意的な反応も
ツイッターではこうした発言について「プロ意識を感じた」「ストイックだ」「同意せざるを得ない」と好意的な反応が寄せられた。一方で2ちゃんねるには「平野綾が声優から仲間はずれにされている」といったスレッドが登場。平野さんは、2010年に入ってからアニメだけでなくバラエティ番組に積極的に出演しており、ゴールデンタイムにも進出。声優としてだけでなく多方面で活躍しているため、他の声優から嫉妬されたり、「同業者」とは見られていなかったりするのでは、といった見方も出ている。
ただ、「一人ご飯」は本当のようだ。ブログには1人で飲食店に入る様子を頻繁に投稿しており、寿司店に1人で行くことも。9月に放送されたバラエティ番組「ダウンタウンDX」(読売テレビ)に出演した際も、平野さんが東京・中目黒の焼鳥屋のカウンターで1人焼き鳥と枝豆を食べていたという視聴者の目撃談が紹介されている。元々大人数でワイワイやるのが苦手で「基本的に一人ご飯」。焼肉屋も1人で行くという。
平野さんは、元々交友関係が広くなく、深く付き合える友人が少しいれば大丈夫と当初説明していたが「でもま、私が奥手なのは変わらない」。これからは「積極的に頑張ってみるよ。心配してくれてありがとぉ」と投稿している。