「自然現象の嵐とアイドルの嵐は別物」
改名したのは事実としたが、日航広報部では、縁起などを考えたことやクレーム殺到で変更したことを否定。「CDが100万枚を突破したのを記念したものです。それ以外の理由はありません」と説明している。
ただ、東スポが広報部には届いていない情報を紹介した可能性もあり、どのくらい不安の声があったのかまでは定かではない。
経営再建中の日航では、旅行に行かなくなったと言われる若い人たちにも利用してほしいと、国民的アイドルで一番人気の嵐をCMなどに起用したと説明。そのときも、縁起などは考えず、特に問題視する意見もなかったという。
「厳しい経営環境の中で、日本の空をもう一度元気にしてほしいとお願いしました。自然現象の嵐と結びつけられないこともないですが、アイドルの嵐とは別物と考えています。嵐とは、ジャニーズ事務所でも若々しいイメージから名付けたと聞いており、深読みしないでいただければと思っています」
日航によると、嵐JETは、「一目見たい」「乗りたい」という人が多く、機内で販売する特別ジャケットのCDを買う目的で乗る人もいる。搭乗後も「乗れてよかった」との声が寄せられているという。