中国外務省の馬朝旭報道局長は2010年10月17日未明(日本時間)、10月16日に四川省成都など内陸部3都市で起こった反日デモについて、
「一部の群衆が、日本側の誤った言動に憤りを表明するのは理解できる」
と、一定の理解を示す談話を発表した。一方で、談話では、
「合法的・理性的に愛国心を表明すべき。非理性的、違法な行動には賛成しない」
と、デモ参加者に冷静な対応を求めてもいる。
10月16日のデモでは、一部が暴徒化。成都市のイトーヨーカドーと伊勢丹は通常の営業時間を前倒して閉店していたが、10月17日にはデモは沈静化している模様だ。両店舗とも朝から営業している。