2010年9月の薄型テレビ販売台数のうち、録画機能付きテレビが全体の3割を初めて超えたことが分かった。調査会社のBCNが、全国主要家電量販店の実売データを集計して発表した。
調査によれば、録画機能付き薄型テレビ、いわゆる「録れるテレビ」の販売台数構成比は前月比3.7ポイント増の30.1%。販売金額の割合では2.4ポイント増の40.8%となり、初めて4割を突破した。
録画機能付きモデルを機能別に見ると、外付けハードディスクドライブ(HDD)を利用するタイプが46.5%と最も多く、HDD内蔵型が19.3%、ブルーレイ・ディスク(BD)搭載型が19.1%、HDDとBDの両方を搭載するタイプが6.2%を占めた。
メーカー別では、東芝が42%でトップ、シャープが28%、ソニーと日立がそれぞれ8.9%と続いた。