大阪証券取引所の新興市場のジャスダックとヘラクレスが統合した新しい市場、「新ジャスダック市場」が2010年10月12日にスタートした。上場企業数は1005社で、時価総額は、8億8163万円(9月末時点の合算)。アジア最大級の新興市場となった。
新ジャスダック市場は、一定以上の資産や利益がある企業が対象の「スタンダード」(951社)と、高い成長性が見込める「グロース」(54社)の2区分がある。なお、株式指数の取り扱いも、ヘラクレス指数を廃止して、ジャスダック指数を続けることにした。
大証の米田道生社長は記念式典で、「市場の信頼性の向上とともに、海外取引所との連携を通じて、世界に通じる魅力ある市場をつくっていきたい」とあいさつした。