「つゆだくだく」や肉6倍「キング」 牛丼チェーン「隠しメニュー」の全貌

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吉野家「『特殊オーダー』頼む人減っている」

   牛丼業界の老舗・吉野家では、こうしたこだわりの「隠しメニュー」を「特殊オーダー」と呼んでいる。現在、全国どの店舗でも対応しているのは「つゆだく」「つゆぬき」だけだという。また、ネットでは吉野家で「頭の大盛り」と頼めば大盛りの価格(480円)で、ご飯が並盛りの牛丼が出てくると言われている。しかし、吉野家広報担当者によると、「頭の大盛り」で対応できない店舗もあるといい、「そういうときは、大盛りを頼んで『ご飯少なめ』とオーダーすれば大丈夫です」と話す。

   東京・築地にある吉野家1号店では、ネギの量も調節可能だ。「つゆだくだく」もできるという。築地店は他の店舗より対応できるオーダーが多く、頼むとご飯が冷たい状態で出てくる「つめしろ」というメニューもあると言われているが、

「1号店には、何十年と通って頂いている常連の方がいます。その中に暖かいご飯が苦手な人がいてやっていたのでしょう。ただ、プレーンの牛丼が一番美味しいよう商品開発しておりますし、最近はお客様も世代交代が進んで、『つゆだく』や『ねぎだく』以外がオーダーされることは殆どありません」

ということだった。

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