ご当地バーガーの全国「フェスタ」 毎回鳥取県で開催される理由

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

来場者による投票でグランプリを決定

   それにしても、何故鳥取県でハンバーガーなのか。実行委員会代表で、フードライターとしても活動している柄木さんによると、ご当地バーガーは佐世保バーガーなどの登場で5~6年前から話題になっており、現在も人気は衰えていない。「日本の文化としても定着している」という。更に、鳥取は海や山の食材に恵まれているが、そうした鳥取を全国にPRするのに、多様な食材を使えて、若い人にもよく食べてもらえるハンバーガーがうってつけだと思ったという。

   最近では、全国のB級グルメを集めた「B-1グランプリ」が、数十億円規模の経済効果があるとして話題になっている。しかし、「バーガーフェスタ」が目指すモデルは「B-1」ではないという。

   「B-1」が神奈川や福岡、静岡など全国各地で開催されているのに対し、バーガーフェスタの会場は毎回鳥取県内。そのため、毎年夏に新潟県苗場で開催されているフジロックフェスティバルの方が近いとし、

「『食のフジロック』という感じです。フジロックでは毎年その時期になると音楽のために多くの人々が集まりますよね。バーガーフェスタでもバーガーのために多くの人が集まって貰えればと思います」

と話している。

   来場者による一般投票で、県内から参加した32チームを対象に「2010年 とっとりバーガーグランプリ」も行う。来年度からは全国全ての参加チームも対象とし、より一層盛り上げたいとしている。

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