処分なし「理由は公開されていない」
懲戒処分の理由について、青森県人事課では、「男性職員が女性を管理監督する立場だったことを重くとらえて処分しました」と説明する。パワハラはなかったという。
女性を処分しなかったことについては、その理由は公開されていないとだけ答えている。
女性については、「管理監督される立場」から、職員や臨時職員、アルバイトが考えられる。ただ、深夜という時間帯を考えると、職員の可能性が強い、とみられる。身分を明かさないことについて、人事課では、「個人情報が分かってしまうため」と説明するのみだ。
匿名の情報提供者は、深夜、庁舎内で働いていた人が考えられるが、この提供者と男性職員や女性との関係は「承知していません」という。なぜ性行為が分かったのかについても、ナゾのままだ。
情報公開するまで、処分を公表しなかった理由については、強要ではないことや女性のプライバシーに配慮したこと、さらに男女間のことで県民に直接的な影響がないことを挙げている。