お笑い芸人は「寡黙で真面目」、歌手は「女王様」
今回の破局について、芸能評論家の肥留間正明さんは、お笑い芸人と歌手の価値観の違いが根底にあると推測する。明るく見えるお笑いの世界だが、自分でネタを絞り出すという孤独な作業が必要。テレビの中ではふざけていても、ビートたけしさんらのように、実際には寡黙で真面目な人も多いという。
一方、歌手は自分で曲を作って歌ってのほか、バックバンドやマネージャーなど、周囲に指示を出して世界を作り上げる。安室さんクラスになるとそれこそ「女王さま」だという。最たる例が松田聖子さんだが、その聖子さんも2度結婚と離婚をしている。
「同じ芸能界でも、お笑いと歌手じゃ全然違います。それこそ、どちらかが半分仕事をやめて、相手に合わせるくらいじゃないと破綻しますよ」
森高千里さんや竹内まりやさんのケースなど、芸能人と結婚して上手くいっている歌手は仕事を減らして夫に合わせている場合が多い。しかし、安室さんは30代になってもアリーナ公演を何回も行える日本でも希有な存在。「売れっ子同士なので、お互いの生活を変えることができなかったのでは」と見ている。
淳さんは数年前からビジュアル系バンド「jealkb(ジュアルケービー)」のボーカルとしても活動している。10月14日には、新曲「傷心マキアート」のリリースイベントが開催される。同曲は、淳さんの「現在の心境を綴った等身大ソング」だという。