みずほ証券が外国為替証拠金取引(FX)事業に参入する。東京金融取引所が運営する取引所為替証拠金取引の「くりっく365」の取引資格を申請、2010年10月5日付で受理された。11年1月のサービス開始を見込んで準備を進めている。個人投資家向けの取扱商品を増やすことで、新たな顧客層の取り込みと売買の活性化を狙う。
証券会社によるFXの取り扱いは、大手の野村證券と大和證券が参入し、先行するインターネット証券を追いかける展開。手数料の引き下げ競争にも拍車がかかっていて、日興コーディアル証券は10月30日でFX取引サービスを終了することを決めている。