「20代で衆院議員をやった経験」を生かす?
杉村氏は参院選後、有料の「杉村太蔵公式サイト」(月額300円)を新たに立ち上げたようだが、現在は、サンデージャポンで指摘されるように、「薄口」ながらも政治評論家なのだろうか。同番組のラーメンレポートで、西川さんからやり込められるやりとりを見ると、タレント活動を目指している様にもみえる。
「たちあがれ日本」事務局にきいてみると、杉村氏は現在も同党の参院比例代表の「第9支部長」なのだそうだ。
杉村氏の事務所に取材を申し込むと、杉村氏本人から連絡が入った。
「いまは政治評論家なのかタレントなのか」と質問すると、「う~ん、肩書きとしては前衆院議員ですかね」との回答で、タレント活動をしているという意識は薄いようだ。
「同世代の若い人に政治に対して関心をもってほしい」と今も政治活動を続け、講演も月に5、6本程度こなしているそうだ。「20代で衆院議員をやった経験」を生かし、日本の財政や社会保障の危機的状況を「日本一、分かりやすく説明する自信がある」。
今後も国会議員をめざすかどうかは「現段階では白紙」だが、「良い国を一緒につくっていきたい」と政治活動は続けていくという。「コメントはまだ『薄口』ですが、勉強を重ねたい」とおどけていた。
09年の秋ごろ、「行方不明」説が出たことについては、「不明になったことなどありません」と否定、その頃何をしていたかは、自身の有料サイトで報告しているそうで「ぜひ読んで下さい」とPRしていた。