個人の景況感、1年半ぶりに悪化 円高・株安に不安広がる

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   円高や株安を受けて、景気の先行きに不安を感じている人が増えている。日本銀行がまとめた2010年9月の「生活意識に関するアンケート調査」によると、個人の景況感を示す判断指数(DI)は、マイナス42.1となり、前回調査(6月)から0.9ポイント悪化した。悪化は09年3月以来、1年半ぶり。1年後の景気を見込んだ先行きDIもマイナス24.7となり、6月から13.5ポイントと大きく悪化した。

   現在の景気水準については、「どちらかといえば、悪い」(47.5%)と「悪い」(40.0%)との回答の合計が6月と比べて8.6ポイント増え、87.5%を占めた。日本経済の先行きについて、今後は「より低い成長しか見込めない」と回答した人は、全体の64.0%を占め、6月よりも5.2ポイント増えている。

   景況感DIは、景気が1年前より「よくなった」と回答した割合から「悪くなった」との回答を差し引いた値。

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