日本自動車販売協会連合会が2010年10月1日に発表した9月の新車販売台数(軽自動車を除く)は、前年同月に比べて4.1%減の30万8663台で、14か月ぶりに前年実績を下回った。当初9月末までを予定していたエコカー補助金が、予算を使い切って途中で打ち切られた影響が大きかった。
ブランド別では、トヨタが前年同月比6.9%減の13万136台、ホンダが同11.7%減の4万2723台、マツダが同22.9%減の1万6060台。一方、日産は4.7%増の5万7879台、三菱は6.7%増の7491台だった。
普通乗用車は同2.3%増の14万555台と健闘したが、小型乗用車は12.2%減の13万7728台と伸び悩んだ。
また、全国軽自動車協会連合会が同日発表した9月の国内軽自動車販売台数は、前年同月比4.6%増の16万3291台と、9か月連続で増加した。
スズキは4万8684台(前年同月比4.4%増)、ダイハツ6万579台(同7.5%増)、ホンダ1万4273台(4.7%増)。日産が同15.7%増の1万4403台と伸ばした。