前回イベントには1万8000人が来場
今回は10月9日から11日にかけて行われる予定で、声優やクリエイターによるトークライブや、アニメの声優を募集する公開オーディションが企画されている。アニメキャラをペイントした「痛車」「痛バイク」「痛チャリ」の展示イベントも行われる。
徳島県の観光戦略局にぎわいづくり課によると、初回の09年10月には1万2000人、2回目の10年1月には2万1000人(16日間開催)、3回目の10年5月には1万8000人(3日間開催)のアニメファンが全国から集まった。東京以外のアニメイベントで、これだけの規模での集客は異例で、県では「前回の『1万8000人』超えを目指せればいいですね」などと意気込んでいる。
同イベントを主催する徳島市観光協会では、09年から2年連続で阿波踊りのポスターにアニメキャラを採用。盗難が続出し、ヤフーオークションでは、最高2万7000円の値段が付いている。県内でも、アニメに対する注目度は高いようだ。
県では、08年には「情報通信関連事業立地促進補助金」の制度を立ちあげ、コールセンターやデータセンター、アニメなどのデジタルコンテンツ産業の誘致を進めている。「アニメの聖地」としての徳島県への期待が一層高まりそうだ。