KDDI研究所は2010年9月27日、ツイッターの投稿内容やブログに書かれた文章を解析し、投稿者の年齢や性別、職業などを自動的に推定する技術を開発したと発表した。
発表資料によるとこの技術は、投稿者の過去のコメントを複数解析し、本人の属性を推定するキーワードを探し出すもの。例えば「学校」「部活」「宿題」といった語句が投稿に頻繁に見られれば、「10代、学生」と年齢や職業を推定できるとしている。技術検証のため、ツイッターの利用者1万人の属性を推定したところ、年齢は80.2%、性別は78.3%などいずれも高い精度だったという。
この技術を使って、年齢や性別ごとの特定商品に対する意見や要望を集め、改善につなげるといったマーケティング利用を想定している。