俳優・水嶋ヒロさん(26)と妻の絢香さん(22)が、所属事務所やこれまでの報道に対して反論を始めた。当初、事務所を辞めたのは水嶋さんだけだとされていたが、絢香さんも既に退社。また、水嶋さんも俳優業を辞める訳ではなく、芸能界引退もないという。
2010年9月21日、俳優の水島ヒロさんが所属事務所「研音」を辞めたことが明らかになった。水嶋さんは「表に出るよりも、執筆活動をしていきたい」と話しており、今後小説家を目指すという。
09年紅白歌合戦後に研音退社
妻の絢香さんは現在バセドー病で休養中だが、事務所は絢香さんとの契約に「変化はない」としており、あくまで辞めたのは水嶋さんだけだとしていた。
しかし、9月23日の情報番組「とくだね!」(フジテレビ系)の中で、絢香さんが司会者・小倉智昭さんに寄せたメールが紹介された。その内容は事務所の認識と全く違うものだった。
絢香さんのメールによれば、まず「絢香は水嶋ヒロより先に事務所を辞めている」。09年末のNHK紅白歌合戦での出演が最後だという。「今後はどこにも所属せず、夫婦で独立する形で頑張っていくつもりです」と、かなりの決心のようだ。
楽曲管理会社がヒロのマネージメント
水嶋さんについて、事務所は当初退社理由を「これまでどおり俳優活動に軸足を置くよう時間をかけて話し合いを行ったが退社に至った」としていた。しかし、絢香さんのメールによると、水嶋さんは今後「モノ作り(クリエイティブ全般)の仕事を中心に活動する。その中には執筆業だけでなく俳優業なども含む」とし、これも食い違う。
また、一部報道では、水嶋・絢香夫婦が2人で会社を設立したとされていたが、「設立したのは絢香の楽曲管理会社のみ」とした。
また、同日放送された「めざましテレビ」(フジテレビ系)は水嶋さんからのメールを紹介。同局の中村光宏アナ(26)が慶應大学で水嶋さんと同期だったため、接触が可能だったという。内容はほとんど絢香さんからのものと同じだが、水嶋さんは俳優も芸能界も辞める意志はないとし、今後は絢香さんの楽曲管理会社が水嶋さんのマネージメントも担当。報道されている内容に事実と異なる点があり、戸惑っているとしている。
「とくだね!」番組中では、自身も元所属事務所と揉めている眞鍋かをりさんが、
「こういうことって、本当に本人の意思が中々表に伝わらない。事実じゃないことも一杯出てきて騒がれてしまって、本人も『えっ!』って思っていることが たくさんあると思う。最終的に、ファンやお世話になった人にちゃんと理解してもらえるよう、頑張ってほしいです」
とコメントしていた。
絢香さんはまだ事務所に所属しているのか、何故、言い分が食い違っているのか、J-CASTニュースは研音に取材を申し込んでいるが、回答は得られていない。