菅首相が「疾病」読み間違い  元厚生大臣としてあるまじき失態?

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過去には「安倍総理の周りセフレ多い」発言も

   もっとも、麻生氏のときは、「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」と読んだり、「頻繁(ひんぱん)」を「はんざつ」と言ったりと誤読が連発されていた。今回、菅首相は同じ演説で、間違った箇所のしばらく後に「疾病」が再度出てきた際には「しっぺい」と正しく読んでいた。

   菅氏の言い間違いとしては、漢字ではないが、安倍晋三内閣のときに「セレブ」と「セフレ(セックスフレンド)」を間違い、「安倍総理の周りにはセフレが多い」と発言したことが有名ではある。

   今後、菅首相も読み間違いが続けば、麻生氏のときのように大きな批判を受けることになるのだろうか。

   一方、ネット上には「医療現場では、疾病(しっぺい)を『しっぱい』との混同を避けるため、あえて『しつびょう』と言う」との指摘もあった。「しつびょう」でも間違いではない、という指摘だ。ちなみに、今回のニュースを報じた日刊スポ―ツは、「菅首相 大しっぺい」と見出しをつけ、「失敗」と「疾病」をかけている。確かに、聞き間違いをしやすい言葉だとは言えそうだ。

   東京都内の複数の病院関係者に質問してみると、「うちでは『しつびょう』という使い方は聞いたことがないですね」という答えだった。厚労省の疾病対策課にきいてみると、「省内でも『しっぺい』と発音する」とのことだった。

   ただ、同省のある医系技官によると、「医療現場で『しつびょう』と言っている医師がいるにはいた」という。しかし、「あえてそう発音していたのか、単に誤読していたのかは分からない。私は『しっぺい』と言っていた」のだそうだ。

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