みずほフィナンシャルグループは、信販大手のオリエントコーポレーションをグループ化した。傘下のみずほ銀行とみずほコーポレート銀行が保有するオリコの優先株式5000万株を普通株式に転換し取得。みずほグループのオリコに対する議決権比率はこれまでの5%から27.2%となり、オリコはみずほFGの持分法適用関連会社となった。
みずほFGとオリコは包括的な業務提携を結んでおり、すでにオリコのクレジット加盟店を介した個人向けのカードローンや教育ローン、リフォームローンなどの無担保ローンや、連携商品・サービスを提供している。オリコの持分法適用関連会社化によって、みずほFGはこうした取り組みをさらに増強していく。