恋人同士も倹約兼ねてホテル代わりに
マンガ喫茶で性行為が行われるのは買春に限ったことではないらしい。都内の大学に通う女子大生(20)に話を聞くと、
「友人のけっこう多くがラブホテル代わりにマンガ喫茶を使っている」
というのだ。理由は「ラブホに入るお金が無いから」。都内のラブホテルだと2時間の休憩で数千円必要だが、マンガ喫茶ならば3時間のパック料金で1人800円~900円程。このご時世、仕送りが十分でなく割の良いバイトが少ないため、「節約」も兼ねてマンガ喫茶を利用するのだという。
ある大手マンガ喫茶チェーン本部に話を聞くと、業界全体では個人経営店で買春や性行為が増えていて、経営者が頭を悩ませているという。この大手チェーンでは怪しげなカップルは入店を断り、買春行為などが行われないように徹底しているが、それでも大学生と女子高生のようなカップルの場合は見分けが付けにくい、とも言う。そして買春が発覚した場合は、
「当社の場合常に警察と連携を取っていますので、直ぐに通報することになっています」
と話している。