日本銀行が2010年9月17日に発表した4-6月期の資金循環統計(速報)によると、6月末の家計の金融資産残高は前年同月に比べて0.3%増の1445兆250億円だった。ただ、四半期末ごとの比較では、3月末より0.8%減となり、3期ぶりの減少となった。株式相場の下落で、保有する株式や投資信託の価値が下がったのが響いた。
また、家計部門の「安全志向」が強まり、現預金残高は806兆5039億円に膨らんだ。四半期ごとの統計で遡ることのできる1997年10-12月期以降で最高だった。
日本銀行が2010年9月17日に発表した4-6月期の資金循環統計(速報)によると、6月末の家計の金融資産残高は前年同月に比べて0.3%増の1445兆250億円だった。ただ、四半期末ごとの比較では、3月末より0.8%減となり、3期ぶりの減少となった。株式相場の下落で、保有する株式や投資信託の価値が下がったのが響いた。
また、家計部門の「安全志向」が強まり、現預金残高は806兆5039億円に膨らんだ。四半期ごとの統計で遡ることのできる1997年10-12月期以降で最高だった。