出版1か月余の応援本も絶版に…
一緒にいた荒井千恵子容疑者については、木村浩一郎編集長は、会ったことはあるとしながらも、交際などについては「全然知りません」と言う。
「田代さんとは、どんな番組やステージでの出演でも、いつも一緒にいました。とても丁寧な応対が印象的な方で、田代さんの面倒を長く見ていたようですね」
報道によると、田代まさし容疑者は、荒井容疑者と数年前に知り合ったという。逮捕されたときはデート中で、将来の仕事の話などをしていたと供述している。コカインについては、田代容疑者は、3か月半前に知り合ったDJから買ったと言う一方、荒井容疑者は、自分が渡したとしており、言い分が食い違っている。
木村編集長が手がけた応援本「帰ってこいマーシー」には、約70人もの著名人や1000人を超えるファンから復帰へのエールが寄せられている。出版されて1か月余にもかかわらず、田代容疑者は、その思いを踏みにじる結果になった。
「声掛けした皆さんには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。度々事件を起こしても、田代さんは、気遣いのできる繊細でいい人に変わらず、ファンも離れませんでした。甘いと言われるかもしれませんが、みんな信じていたので、本人になぜなのか聞きたいです。悔しいというか、ただただ信じられない思いです」
応援本については、1万部を超えて書店から注文も来ていたが、逮捕後は撤去の話も来ているという。
「現在検討しているところですが、絶版になるしかないでしょうね。芸能界復帰も難しいと思います」。
面会して本人の口から事実関係を聞きたいとし、今後の接し方については、「寝耳に水ですので、全然分かりません」と話している。