日本文芸家協会は2010年9月15日に開かれた理事会で、デジタル化された雑誌の著作権に関する指針案を承認した。
この案は、文芸家協会と日本雑誌協会、日本写真著作権協会の3社で協議されてきた。文芸家協会に聞いたところ、雑誌が電子化される場合、作品の著作権は1~3か月間、出版社側に「譲渡」される。電子版の追加料金は求められない。その後、期間を超えて延長する場合は別途協議することとなる。
また指針案では、電子化にあたっては、編集者から著作権をもつ作家やカメラマンにその旨告知することを盛り込んでいる。