2010年9月16日の東京株式市場の日経平均株価は、終値で前日比7円06銭安の9509円50銭で引けた。
前日の政府・日銀による円売り介入をきっかけに円高が一服、ドル円相場が1ドル85円台となったのを受けて輸出関連株を中心に買われ、16日午前は一時9620円90銭まで上昇する場面もあった。しかし、買戻しが一巡すると午後には再び下落に転じた。
輸出関連株では自動車のトヨタ、ブリジストン、ハイテク株のTDK、機械株のコマツなどが好調だったものの、JFEホールディングスや新日鉄など鉄鋼株、電力・ガス、銀行株は下げた。
東京株価指数(TOPIX)は前日比3.93ポイント低下し844.71となった。
16日15時時点のドル円相場は85円32銭。前日終値と比べて41銭の円高。