1998年の公演中止でも、「奇行」の報告
安全地帯の全国ツアーは、2010年7月3日からスタートしており、それまで問題などは報告されていない。また、大阪と福岡の合間にあった9月9日の香川公演では、玉置浩二さんは2時間で20曲以上を歌っており、通常の歌いぶりだったという。
大阪と福岡で、同じような異変が報じられているが、何が起きたのか。
キョードー大阪の広報担当者は、取材に対し、スポーツ紙報道にある体調不良の理由や大阪公演の中止については否定した。ただ、ライブ中の異様な行動については、なぜなのかはよく分からないとしている。
また、福岡公演については、キョードー西日本のチケット部では、体調不良ということしか聞いていないという。なぜ玉置さんのろれつが回らなくなったりファンと口論したりしたかについては、一切分からないというのだ。
9月13日の熊本公演については、体調が戻ったとして、予定通り行うとした。1500人分がすでに完売だという。また、10月3日まで38公演ある全国ツアーのうち、同社では、9月15日の宮崎公演も予定通り行いたいとしている。こちらは、1800人分の3分の2がすでに売れたという。
ちなみに、玉置さんは、東京都内で1998年12月13日にあったソロの全国ツアー最終公演で、体調不良だとして途中で中止したと報じられている。このときも、曲をやり直したり、ステージに引っ込んでしまったりするなどの「奇行」が見られたという。