W不倫疑惑の青木愛議員 素顔見えない政治家の行状

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事務所「一切お答えできません」

   不倫疑惑について、青木議員の事務所に取材すると、秘書は「私の方からは、一切お答えできません」と話した。正式な回答は文書でするとしたため、質問をFAXしたが依頼期限までに回答はなかった。小沢氏の事務所にも、求めに応じて質問をFAXしたが、同じだった。週刊誌報道は、民主党代表選のタイミングに関係があるとの憶測もあるが、本当かどうかは分かっていない。

   青木議員は、政治家になる前は、シンガーソングライターやテレビ朝日系の深夜番組「トゥナイト2」のリポーターなどで活動。保育園勤務を経て、2003年に衆院選・千葉12区で民主党から出馬して初当選した。05年に落選した後は、小沢氏の秘書になった。07年の参院選で当選し、さらに09年には、衆院選・東京12区で公明党代表への刺客として出馬し、当選して現在に至る。

   キャリアは豊富だが、政治家としてどんな活動をしているのか。

   東京12区で取材すると、選挙区内の北区では、他党区議から否定的な声も聞かれた。ある区議は、「地元では、ほとんど活動していませんね。行事に顔を出すことはなく、代わりに秘書や代理の人が来ています。しっかり仕事をしてほしい」と漏らす。別の区議も、同様な見方だった。

   一方、民主党区議は、こう反論する。「活動していないということはありません。赤羽の病院存続問題でも、動いてくれました。行事に顔を出すようなドブ板選挙はやらないということですよ」。不倫疑惑については、「寝耳に水でまったく分かりませんので、地元で議論していることもないです」と言う。

   いずれにせよ、青木議員の行動にはよく分からない面が多いようだ。

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