円高、83円前半にらむ

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   2010年9月8日の東京外国為替市場のドル円相場は、一時1ドル83円34銭を付け、前日に海外市場で付けた83円51銭の高値を上回って、1995年5月31日以来、15年3か月ぶりに円高水準となった。8日の17時時点では、83円66銭~71銭で推移した。

   欧州の財政不安が再燃、米国景気の先行きへの悪影響を懸念して、比較的安全とされる円の買い注文が増えた。

   野田佳彦財務相は、円売りドル買いの為替介入の可能性を強調。日本銀行の白川方明総裁も追加の金融緩和も辞さない構えをみせたが、市場の反応は鈍く83円前半をにらんで推移している。

   東京株式市場の日経平均株価は8日の終値で、前日比201円40銭安の9024円60銭だった。

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