通信費下がれば、「パソコン離れはもっと広がる」
比較サイトのカカクコムが2010年9月2日に発表した「iPad購入状況調査」によると、ユーザー回答者1万850人のうち、すでに15%の人がiPadを所有しているという。その人たちに利用場所についてきたところ、66.4%が「家にいるとき」で、次いで「仕事をしているとき」(11.6%)、「通勤・通学などの移動中」(8.9%)だった。
フリーアンサーのコメントからは、ノートパソコンの代わりとして利用している人が多いことがわかったほか、「iPadを使い始めてからノートパソコンをあまり使わなくなった」と答えた人も少なくなかった。
ITジャーナリストの井上トシユキさんは、「わたしの知っている人でもiPhoneとiPadだけで仕事をこなす人はいます。IT会社の営業マンやテレビ局のプロデューサーなどで、実際にパソコンを使わなくなっている人は増えています」という。
さらに、「通信費が下がり、電池の寿命が長時間持つようになれば、パソコン離れはもっと広がっていくでしょう」と話している。