タレントのアグネス・チャンさん(55)が2010年8月29日、薬事法などに抵触する可能性がある買い物サイト表示の問題で、ブログなどで弁明した。
アグネスさんの所属事務所では、運営する楽天上の買い物サイト「チャンズ」で、ブレスレッドをパワーストーンとして「病気緩和に効く」とうたったり、きのこの霊芝をエキスにした粒状商品を「目を治し、肝臓の機能を補う」とPRしたりしていた。
「霊感商法は大嫌いです」
このことについて、アグネス・チャンさんは、「薬事法抵触の事も全く知らなかった」と主張した。そんな商法をする気もまったくなかったとして、事務所から報告を受けたときは驚いたという。表示を削除したことも聞いたが、それでもショックだったと明かしている。
アグネスさんは、早大の大槻義彦名誉教授がブログで霊感商法と同じと指摘したことやこの問題を取り上げたJ-CASTニュースの報道に触れながら、「霊感商法は大嫌いです。絶対にやりたくないです」と強調した。
そのうえで、「私は有害なオカルトは反対。クリスチャンなので、オカルト関連の活動など全くしていません。誤解を与え、ファンの皆さんに心配をさせて本当に悔しい」と心情を明かした。そして、「今後、こんな誤解を招く事がないように、私も、スタッフも気をつけます」と説明している。
「儲けようとかは全くしてないです」
アグネスさんは、ツイッター上でも、この問題に触れ、買い物サイトについて、東京・お台場にあったグッズショップを止めてネット上に販売を移行した経緯を明かした。
「ファンのためだけのサイトで、管理人も今は居ない。正直なところ、指摘された商品もサイト通しては売れていない。CDや本が時々売れるくらいだそうです。儲けようとかは全くしてないです」
そして、「今まで、一度も指導受けた事もなく、苦情もなかった」と説明した。ファンらからは励ましの言葉をたくさんもらったとして、「微笑みで頑張ります」と決意を語っている。