アヤパンこと高島彩アナ(31)が7年半司会を務める「めざましテレビ」(フジテレビ系)の後任が、ショーパンこと生野陽子アナ(26)に決まった。ショーパンは、各種人気ランキングで女王の座にいたアヤパンを超えることができるのだろうか。実はショーパンは、新人時代から「アヤパン後継者」となる「野心」を語っていた。
「高島先輩の存在が大きすぎてプレッシャーもありますが、がんばります」。2010年8月27日朝、ショーパンは情報番組「めざましテレビ」の冒頭でこう意気込みを語った。
「パンシリーズ」はエリート?
アヤパンは9月末に「めざまし」を「卒業」し、年内いっぱいで退社する。フジの看板女子アナの中核番組とも言える「めざまし」の後任は誰なのか、と注目を集めていたところ、局が8月26日、後任を発表した。
「~パンをもらえるフジ女子アナはエリートコースが約束されている」――。ショーパンの後任決定を受け、ネット掲示板2ちゃんねるなどでは、こんな指摘が見受けられた。
アヤパンもショーパンも単なる愛称、というわけではない。新人アナ(当時)が担当する(した)トーク番組の番組名でもあるのだ。その番組名はいずれも、担当女子アナの名前にちなみ「~パン」と名付けられ、「パンシリーズ」とも言われている。アヤパンは2代目、ショーパンは3代目だ。複数の同期女子アナがいる場合、1人しか「パン」を名乗ることはできない。
さらに、番組「アヤパン」のスタートは01年、番組「ショーパン」は07年開始で、この間は「パンシリーズ」は放送されなかった。「~パン」の称号はショーパン以降、カトパン(加藤綾子アナ)、ミオパン(松村未央アナ)と5代目まで続いている。
アヤパン後任の下馬評では、ショーパンやカトパンのほかに、アヤパンの1年後輩にあたる中野美奈子アナや、滝川クリステル・アナ(フリー)の後任として「ニュースJAPAN」キャスターとなった秋元優里アナ(ショーパンの1年先輩)らの名が挙がっていた。