早くも来春の花粉の飛散を懸念する声が上がっている。この夏の記録的な暑さを受けて花粉の量が5倍になるのではないか、と毎日新聞が2010年8月25日に報じた。
ウェザーニュースでは、今年の夏は日照時間が長く気温も高かったため、大量の雄花が生育し、本州を中心に来春の花粉の飛散量が多くなると予測している。一般的に、雄花の開花が多い「表年」と少ない「裏年」が交互にあるといわれており、2011年は表年にあたる。これに酷暑効果が追い討ちをかける格好だ。
同社が具体的な花粉量予測を発表するのは11月以降になる予定だが、早めの花粉症対策を呼びかけている。