「152歳」もいた大阪市、「120歳以上」が5125人

   所在不明の高齢者が相次いでいる問題で、大阪市は2010年8月25日、市内に本籍がある120歳以上の戸籍上の「生存者」が5125人に上ると発表した。最高齢は152歳の男性。生まれたのは1857年（安政4年）。これは、江戸幕府の大老、井伊直弼らによる「安政の大獄」が始まる前年にあたる。

   5125人については、いずれも市内に住民登録はなく所在不明という。市は、生死を確認後、死亡の場合は法務局の許可を得て戸籍から抹消する。