米オークションに日本兵「遺体」写真 「死者にムチ打つ行為」と沖縄反発

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資料館などに寄贈するよう訴える

   また、「破壊された日本の防空壕 硫黄島!」と題した写真も出品されている。こちらは、米兵が、日本軍が使っていたとみられる防空壕の大砲の上に座って笑顔を見せているというものだ。

   いずれも、「100%オリジナル」というのがうたい文句だが、「イーベイでの信頼ある売り主です」との記述もある。業者が、戦争関連の物品を大量に出品している可能性もある。

   写真以外にも、日の丸などの日本兵の遺品も出品されているという情報もある。

   当然のことながら、地元・沖縄では反発の声があがっており、8月24日付けの「沖縄タイムス」では、

「本来は沖縄に帰するべきもの。沖縄戦で亡くなった死者にムチを打つ行為」

などとする識者の声を紹介。記事では、

「オークションでは個人の収集家が落札していると見られ、遺族のとって大事な品物や沖縄戦の資料が散逸する事態にもつながりかねない」

などと、資料館などに寄贈するよう訴えている。

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