09年の新規就農者数、前年比11.4%増 農業継ぐ人増えた?

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   農林水産省は、2009年に新たに農業をはじめた、新規就農者数は6万6820人で前年比11.4%(6820人)増えた。現行の調査を開始した06年以降、新規就農者が増加したのは初めて。

   年齢別でみると、60歳以上が3万580人(全体の50.3%)で、40~59歳が1万8210人(同27.3%)、39歳以下が1万5030人(同22.5%)とそれぞれ増加したが、若者の就農意欲は相変わらず低い。

   就農形態別では、「自営農業就農者」(学生や他からの勤務から農業に転じた者、実家などを継ぐ者)が15.6%の5万7400人だった。このうち、新卒者で農業に転じたのが170人いた。新規雇用就農者(農業生産法人などで給与をもらって働く人)は9.9%減の7570人、新たに農業経営を開始した経営の責任者は、5.6%減の1850人だった。

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