ANAグループは、2010年8月17日、国際線運賃に上乗せする「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」を10月発券分から引き下げると発表した。北米・欧州路線は現行の1万4000円から1万500円に、3500円安くなる。このほか、ハワイ・インド路線が2500円安くなって6000円、香港・台湾は1000円値下げの2500円など。
燃油サーチャージは、航空燃料の市場価格に応じて、2か月ごとに見直されることになっている。このところの円高傾向に加えて今回の値下げで、海外旅行需要の上昇に期待が集まりそうだ。