日本振興銀行の新経営陣 大手行出身者らが舵取り

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   経営再建中の日本振興銀行は、新しい経営陣を決めた。2010年8月16日に発表した。専務執行役・経営管理本部長に旧UFJホールディングスで経営企画部長などを務めた弓削裕氏、常務執行役・審査本部長に旧UFJ銀行上野支店長などを務めた西村康博氏、執行役・コンプライアンス統括部長に旧富士銀行サービス監査室長だった中野雅治氏、執行役・経営監査部長には大和証券引受審査部次長で税理士の南村博二氏が就任する。

   すでに8月1日からは、新生信託銀行の前会長の山本輝明氏が顧問に就いているほか、小畠晴喜(作家名、江上剛)社長もみずほ銀行の出身で、大手行などの出身者で舵を取る体制になる。

   また、16日付で小畠社長が兼務していた取締役議長を退き、後任に社外取締役の森重栄氏が就いたと発表した。森重氏は日本公認会計士協会副会長などを歴任している。

   日本振興銀行は経営と業務執行を分離しており、取締役会には執行部門を監視する役割がある。

姉妹サイト