2010年7月の首都圏マンションの新規販売戸数は、前年同月比27.8%増の4128戸と、6か月連続で前年実績を上回った。不動産経済研究所が8月16日に発表した。
契約率は78.2%で、前年同月と比べて2.9ポイント上昇。販売の好調さを示す目安の70%を、7か月連続で上回った。即日完売物件も、ザ・ヒルトップタワー高輪台やプラウド四谷大京町、パークハウス二子玉川など、東京都内を中心に22物件606戸あった。住宅ローンの低金利と減税効果で、マンション需要は増加している。
1戸あたりの平均価格は4732万円で、前年同月比で1戸あたり105万円(2.3%)アップした。7月末時点の在庫戸数は、前月末より75戸減って5406戸。7か月連続で減少している。