「太田総理」退陣後の身の振り方 「お笑い」から文化人路線?

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SMAPの曲を作詞したり、映画監督に意欲も

   とはいえ、ネット上の太田光さんの評価は、必ずしも芳しくはない。

   ミクシィの日記やヤフー・テレビの感想では、番組が好きだったとして、終了を惜しむ書き込みは多い。しかし、2ちゃんねるを中心に、「太田嫌い」の書き込みも相当数あるのだ。

   「太田は、うすっぺらい知識ふりまわしているだけ」「『太田が正義』みたいな空気にしているのがちょっと気持ち悪い」「文化人知識人気取るコメディアンもういらないすよ」「たけしみたいに聞き役に徹することのできない太田の器の小ささばかりが目立った」…

   これに対し、タイタンの担当者は、こう理解を求める。

「太田の発言は、芸人のパロディーですので、真剣に取られてもらっても困ります。番組は、まともに捉えられ過ぎだったと思います。お笑いではなくなっているのではないか、という指摘もありますが、中途半端でもいいと考えています」

   番組については、出演する政治家も多いなど、各方面から認められていたという。ネット上の「太田嫌い」は、番組打ち切りには関係ないとしている。

   光さんは最近、SMAPの曲を作詞したり、映画監督に意欲を示したりしている。「太田総理」をきっかけに、文化人などお笑いとは別方向に行くことはないのか。

「作詞はたまにしていますし、映画はデビューのときから考えていました。政治に行くつもりはありませんが、太田の基本は、漫才師でして、新ネタを作るためにいろいろなことをしているだけですよ」
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