2010年末の為替相場「90円前半」を予測

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   急激な円高が進んでいる中、主要企業が予測する2010年度末の為替相場が「1ドル=90円前半」であることがわかった。フジサンケイビジネスアイが行った主要121社への緊急アンケートによると、「90円前半」と予測する企業が54%と最も多かった。次いで「80円台後半」が17%、「90円台後半」は11%だった。

   また、アンケートでは、ドル円レートの見直しについて、「すでに検討」「検討する」と答えた企業が28%、対ユーロでは31%になった。為替変動リスクを抑えるため、多くの企業が取引レートをあらかじめ決めておく為替予約を拡充している。

   円高の急伸で、日本経済の先行きに対する危機感も輸出企業を中心に強まっている。同紙は「輸出頼みの日本経済の景気が再び悪化する『二番底』に陥る懸念もある」と報じている。

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