田中美絵子スタッフ150キロ暴走 「同乗は分からない」不可思議

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田中議員「それが事実なら、申し訳ない」

   では、この猛スピードなら、本人に聞けば分かるのではないかと聞くと、こちらも歯切れが悪かった。

「本人に聞きましたが、分かりませんでした。オービスは後で通知が来ますし、運転していない人には分からないということです」

   田中美絵子議員自身は、ペーパードライバーなので、車を運転することはないという。当日は、能美市内で新人候補の遊説カーに乗っていたり、遊説の先導車に乗っていたりしたが、総決起大会などに間に合わせようと急いだことはないとしている。

   さらに、スピード違反をしたスタッフも、秘書かドライバーかも分からないという。また、スタッフがプライベートの時間に車を運転していた可能性もあるというのだ。なぜそこまで分からないか聞いても、明確な説明はなかった。

   ただし、田中議員が車に同乗しているときは安全運転にしている、と強調した。議員自身は、今回のことについて、「それが事実なら、申し訳ない」と話しているという。

   ちなみに、数日前には、田中議員と選挙区でライバル関係にある自民党の森喜朗元首相の長男(45)が、酒気帯び運転でコンビニに突っ込んで逮捕されている。奇しくも身内のことで同じく失点をすることになり、田中議員の秘書は「いきなり表ざたになって、びっくりしています」と話している。

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