米アップルが製造した携帯音楽プレーヤーで、充電中に加熱・発火する事故が相次いでいる問題で、アップルジャパンは2010年8月11日までに、同社のウェブサイトに事故の詳細や部品交換手続きの説明を掲載した。事故の情報が分かりにくいとして、経済産業省が6日、同社にサイトの改善を指示していた。
事故が報告されているのは、05年9月から06年12月までに販売された初代「アイポッド・ナノ(iPod nano)」。修正された同社の「サポート」ページでは、「特定のバッテリーメーカーに原因がある」と説明し、バッテリー交換に応じることが明記している。