サービスやアプリ増加がサーバーに負担?
そうした中で起こった今回の「ミクシィ」アクセス障害。ターゲットを「2ちゃん」から「ミクシィ」に変えたのではないか、という憶測が出回った。「日韓併合」100年を迎える10日は、菅直人首相が日本の植民地支配を謝罪する首相談話が発表された日でもあった。
「2ちゃんねる」など掲示板やブログには
「2chの対象がmixiに移ったのかな?って事ね」
「このタイミングでシステム障害って韓国F5関係してないって思えないんだが」
「忌わしき100周年。またも嫌がらせアタックかけてきやがったか・・・」
といった書き込みが出ている。
もちろん攻撃などではなく、システムのトラブルで起こったものだろうという見方もある。このところ「ミクシィ」では新機能の追加を進めていて、6月には同じ会社の友人をみつけ繋がりを深める「mixi同僚ネットワーク」などの新サービスを始めた。またゲームや、複数のユーザーで交流ができるアプリケーションも豊富になっていて、これらの負荷が何かしらシステムに影響を与えてしまったのではないか、と見ている人も多い。
なぜアクセス障害が起こったのか。J-CASTニュースが11日午後3時頃に問い合わせたところ、
「データーベースをキャッシュするサーバーの不具合、ということだけはわかりました」
と同社広報は話した。現在話せるのがそれだけで、調査を進めている最中なのだという。サイバー攻撃があったかどうかについても調査中だとしている。